[AWS SAA対策] CloudWatchの詳細モニタリングと、拡張モニタリング
概要
詳細モニタリングと、拡張モニタリングで混乱したので整理
結論
詳細モニタリングはEC2で、拡張モニタリングはRDSで出てくるCloudWatchの用語
RDSには詳細モニタリングの他にPerfomance Insightsもある
詳細モニタリング
対象: EC2
項目 | 基本モニタリング | 詳細モニタリング |
---|---|---|
取得間隔 | 5分 | 1分 |
注意
- 詳細にしても取得するメトリクスが増えるわけではない
- メモリ使用率、ディスク使用率や、ロードアベレージは基本メトリクスに含まれていない
メトリクスの項目を増やしたい場合
カスタムメトリクスを設定する
- CloudWatchエージェントを入れる(いろいろ項目が増える)
put-metric-data
コマンドと、cron
で上手いこと好きな値を取る
参考
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/using-cloudwatch-new.html
https://dev.classmethod.jp/cloud/aws/cm-advent-calendar-2015-aws-re-entering-cloudwatch/
拡張モニタリング
対象: RDS
RDSを動かしているOSのメトリクスを取ることができる
Amazon RDS には、DB インスタンスが実行されているオペレーティングシステム (OS) のリアルタイムのメトリクスが用意されています。
デフォルトは無効
Perfomance Insights ってのがあった !?
デフォルトで有効の似たような項目の設定が入っている
Perfomance InsightsはDBのパフォーマンスチューニングとモニタリングをするものと紹介されていた
Performance Insights では、DB インスタンス内の接続されたセッションの状態が毎秒サンプリングされます。あるセッションでデータベース関連のオペレーションに時間がかかっている場合、Performance Insights によって、現在の時間、操作のタイプ (I/O、CPU、ロックなど)、現在の SQL ステートメントおよびその他のセッション属性が記録されます。
拡張モニタリングとの違い
- Performance Insightsは、DB自体の負荷などの
Performance Insights ダッシュボード
から確認できる - 拡張モニタリングは、CloudWatchでDBを動かしているOSのメトリクスを取得できる
Q: 拡張モニタリングを使用し続けるべきですか、それとも Performance Insights を使用するべきですか?
拡張モニタリングを使用して O/S メトリクスのモニタリングを行っているお客様は、引き続き拡張モニタリングでデータを取得してください。
参考
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/USER_Monitoring.OS.html
https://aws.amazon.com/jp/rds/performance-insights/
https://aws.amazon.com/jp/rds/performance-insights/faqs/?nc=sn&loc=3
感想
Perfomance Insightsが有用そうで、こっちが気になってしまった